小田原七福神と報徳二宮神社を歩く
小田原城を中心に配置された七福神と、二宮尊徳翁を参拝します。
かなりの距離を歩くので、動きやすい服装や靴がオススメです。ご利益があって、身体にもいいとてもお得なコースです。
徒歩12分
小田原出身の二宮金治郎
二宮金治郎は、江戸時代末期、一家離散という厳しい環境に置かれながらも、一生懸命働きながら勉強して一家を復興し、さらには武士の家や栃木県の農村の立て直しを行っていくなど数々の偉業を残した小田原出身の偉人です。
報徳二宮神社は、その二宮金治郎を祀る神社で、明治27年、生誕地である小田原の小田原城二の丸小峰曲輪の一角に創建されました。
住所
電話
小田原市城内8-10
0465‐22‐2250
福寿、財宝をもたらす神
水掛布袋尊(みずかけほていそん)
布袋尊は、弥勒菩薩の化身佛とされ、福々しいお耳とやさしい笑顔、そして世の中の清濁を併せ飲む大きなお腹をしています。
信仰する人々に、精康度量の福徳と財宝を与えて下さいます。
当山の月指し布袋尊は、軍扇で魔を払い、悟りの世界を指さしておられます。
住所
電話
小田原市本町4-6-24
0465‐22‐9511
財運と智慧、出世を授かる神
福禄寿(ふくろくじゅ)
福禄寿は、南極老人星の化身、年齢千年、短身、長頭の仙人で、福は幸福、禄は生活の安定、寿は長寿を現しています。ひげをたくわえ、右手には杖を携え、左手にお持ちの宝珠は、信仰する方々に財を授け、子供達には智慧と立身出世のご利益を授けて下さいます。
住所
電話
小田原市南町2-4-9
0465‐22‐7557
商売繁盛をもたらす清廉な神
恵比寿神(えびすじん)
恵比寿神・・・古事記に登場する少名彦命(すくなひこのみこと)で元来、海と船の商売の神様です。またその福徳は、商売繁盛、無病息災、家内栄昌、交通安全などのおめでたいことを授け、信仰に応え、すべての願事を叶えるふくよかなお姿を現しています。
住所
電話
小田原市南町3-11-3
0465‐22-7884
▲ MAP
徒歩30分
早川近くの報身寺を後にし、一号線を渡ったら、山登りの始まりです。
急な坂を上っていくので、歩きやすい靴がベストです。
途中、相模湾を見下ろす絶景ポイントや、戦国時代に構築された空堀「小峯御鐘ノ台大堀切」を見ることができます。
のんびりハイキング気分で歩いてみてください。
奥に見えるのが相模湾
小峯御鐘ノ台大堀切
福徳円満を頂く大願成就の神
大黒尊天(だいこくそんてん)
温かさを感じる出世三面大黒天は、比叡山において伝教大師がお祀りしたのが始まりで、全国に拡がり当山にもお祀りされました。魔訶迦羅というインドの神様が仏教に習合されたもので、戦いの神が転じて、武運、出世、財宝、厨房守護の食物の神様になりました。
住所
電話
小田原市城山3-31-15
0465‐22-8844
健康長寿と福徳を授かる神
寿老人(じゅろうじん)
延命寿老人は、長髭の老人で杖を携えておられます。その杖には、長寿の秘訣を明記した巻物があって、信仰する人々に、生命の尊重、学問の増進、技術、智慧、そして無病息災、子孫繁栄、家業繁昌、交通安全、魂願成就などの多くの福徳をお授けになります。
住所
電話
小田原市城山3-7-43
0465‐34-8328
智慧を授かる、富と開運の神
満願弁財天(まんがんべんざいてん)
谷津に美形の弁天様・・満願弁財天の元宮は江の島です。県内外には、江の島明神を分霊した弁財天社は他にもありますが、満願の名を付した神祠は福泉寺だけです。平成4年の秋、御堂を再建。毎年2月3日の節分には、祈祷法要と福豆撒きが行われます。
住所
電話
小田原市城山1-19-1
0465‐35-3797
開運厄除け、財宝を呼ぶ神
毘沙門天(びしゃもんてん)
潮音寺毘沙門天は、坂下の毘沙門さまと呼ばれて、近郷の人たちに親しまれ、厚い信仰を集めています。毘沙門天を中心に拝し、脇侍として大吉祥天、禅尼子童子の尊像が祀られています。毘沙門天功徳経に真言を念ずれば、すなわち十種の福徳が得られると説かれています。
住所
電話
小田原市久野511
0465‐34‐0385
▲ MAP
実際に歩いて巡る楽しさを感じて
一つ一つの寺社を歩いて巡ると、それまで知っているようで知らなかった風景に出会えたり、ご住職さんや宮司さんのありがたいお話を聞くことができたり、とても有意義で、心も満たされたコースとなりました。
お墓参りの時以外には、なかなか寺社に訪れる機会も無かったのですが、小田原にはとても多くの寺社があるとわかり、より身近に感じることができました。
七福神巡りは、1日で一気に回らなくても、何日かに分けて、のんびり行っても構わないそうです。
ぜひ楽しみながら、めぐっていただきたいと思います。
小田原七福神オリジナルイラスト色紙(1月31日まで各寺社で販売)に、七福神の御朱印を頂くのも、楽しみの一つ。
色紙 1枚 500円
御朱印料 1ヵ寺社 300円