明治6年に明治天皇と皇后がおそろいで本陣片岡に御滞在、その際に海岸に御幸されたことから当時の小田原海岸が「御幸の浜」と呼ばれるようになりました。それ以来この通りを御幸の浜通りと呼ぶようになったのです。その後、北條時代には「通り小路」、江戸時代に入ると「本町」となり小田原の街割の中心でした。宿場町としても最も栄えた通りだったのです。現在では時代に合わせてそれぞれの店舗が頑張っています。
小田原宿(御幸の浜通りの辺り)
現在の御幸の浜通り
東海道五十三次の宿場町として栄えた小田原宿は、参勤交代、お伊勢参りの旅人、行きかう商人達で大変賑わい、東の横綱と呼ばれるほどでした。その中心であったのが本町中宿、現在の御幸の浜通り商店街のあたりです。
明治6年に明治天皇、皇后両陛下が地引網をご見学のため、海岸に御幸されたことからその名が付きました。夏は海水浴客でにぎわいます。
御幸の浜海岸
国道一号線沿いです
なりわい博物館
旧東海道小田原宿本町
この通りには、名産品店や歴史的価値のある建物も残っています。「なりわい博物館」は昭和7年に建築した旧網問屋を再整備し、無料で立ち寄れるお休み処となっています。ぜひお立ち寄り下さい。